久しぶりに「まえ田」へ。
僕のローテーションの「久留米部門」です。
仕事帰りの19:30ですが、いつもよりお客さん入ってますね。
浅草の「久留米らーめんいのうえ」の二番弟子の店主が作る「ブレない味のスープ」が特徴です。
今日は奮発して「玉子らーめん」を注文。ふと壁に目をやると…。
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な・ん・だ・と・!?
なんと2017年10月14日をもって閉店するそうです。何てこった。
ラーメン業界は、「豚骨の天才」を一人失うことになるのか。
都内にそれほど多くない「久留米らーめん」というジャンルで、ワイルドに炊き出す豚骨スープを毎日同じ味にまとめられる事から、「いのうえ」の店主から「天才」の称号を受けた男。
天才なのに江戸川区の駅も商店街も無い住宅地に久留米らーめんの店を出すパンクな男。でも何故か店名は「博多らーめんまえ田」な男。空前絶後の(ry
とか思っている間に着丼。
いつも通りの安定の豚骨炊き出し白湯スープにいつもの具材。麺はいつも通りバリカタです。
今日は玉子乗せですが、煮玉子ではなく「ゆで卵」ですねこれは。濃厚すぎる豚骨スープの中では、繊細な味付けをした煮玉子など無意味ですからね。ゆで卵に濃厚スープを絡めていただきます。
麺とスープの相性は抜群。
やっぱり美味しいなぁ。チャーシューも美味しいけど、もう麺とスープだけで良い。
替え玉は「かため」で。替え玉準備中に替え玉用スープを作成。
テーブルにある「辛子高菜」をドカドカ入れます。若い頃は替え玉を3回とかしても大丈夫でしたが、今となっては1回が限界です。悲しい…。
替え玉を堪能したので、唐突に完食です。
帰り際に店主に聞いてみたのですが、どうやら家業を継ぐために閉店するそうです。家業の内容までは突っ込んで聞きませんでした。そこまでは親しくないですから。
家業を継ぐということは、ラーメン店を一生やっていくという感じでは無かったのでしょう。天才というのはそういうものな気がします。努力を重ねてやっている人の方が生涯かけてやりそうです。
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まえ田の店主は確かに天才的な才能があると思うのですが、ブレない味というのは、その反面完成された味ということなので、延び代という観点から見ると殆ど無いのかなとも思いました。
美味しいのに勿体ないなと思うと同時に、一つのエピソードを完遂して、次のエピソードを始めるのだなと。
閉店までにあと1回くらいはいけるかな?
麺 ☆☆☆
スープ ☆☆☆☆
具材 ☆☆
残念 ☆☆☆☆☆
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