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毎日食べられる優しいスープのもちもち麺「鶏節麺かびら」

先日、会社の営業が近所に新規開店のラーメン屋が出来たというので、早速行ってみました。

GoogleMapで検索すると、なぜか2店舗あります。

1店舗は江戸川区中央なので、これは間違いないですが、もう1店舗は市谷駐屯地内に…!?

まさか防衛省内部に店舗を構えるわけないので、これは何かの間違いでしょう。

前は弁当屋でした。

開店したてだからか、出来たばかりなのにちょっと並んでいます。オーナーらしき人が店頭で捌いています。

まぁ昼休みだしね。

それにしても、この場所で勝負しようとは。いわゆる「辺鄙系ラーメン店」ですね。僕の大好物です。

ここら辺だと、東小岩の「亜熱帯」とか、大杉の「めん屋そら」、もう閉店したけど「まえ田」とかですね。流石に究極の辺鄙系「八平」程ではないですけど。

まんぼう対策

ちゃんとマンボウ対策しています。

と言うことは、店内もソーシャルディスタンスなので、席を空けているんですね。それで行列してしまっているということでしょうか。

Wスープですね。

来店前にちょっとした懸念がありまして、僕実は鶏白湯ちょっと苦手なんですよ。コラーゲンが強烈すぎて。

新店なので、情報が全くなくてビクビクしていたんですけど、Wスープの方がメインのようで一安心です。

程なくして店内に呼ばれました。僕は1人だったので、前の2人組を抜かしてしまいましたけど。ロンリーチャップリンなので許してください。

券売機

券売機スタイルです。今回は、特製ラーメン(全部乗せ)にしようと思ったんですけど見つけられない…。

見かねてオーナーさんが教えてくれました。(特製中華そばのボタン小さい!!)

場末のスナック感

店内は、明るめです。間接照明で構成されていますが、若干場末のスナック臭の趣を感じる、落ち着いた雰囲気。(良い意味で)

頭上の棚に荷物を置こうとしていたら、荷物入れの籠を出してくれました。

広めのソーシャルディスタンス

3人掛けの離れのカウンター席でした。ソーシャルディスタンスで2人掛けに仕切られていました。

このお店の熱い想いが綴られた文章が貼ってあります。

ふむふむ。これを読みながら食べれば、評論家気分になれますね!そして、ブログに正しい情報が載せられますね!

トッピング

テーブルには、味変用のトッピングが。「魚粉」は節系のお店の定番ですね。「黒煎り七味」とは?何となく想像できるけど、後半に入れてみよう。

特製中華そば(大盛)

7,8分で着丼。例によって大盛の美学を追求中です。ぼくは大盛がデフォルトです。

特製は、2種類のチャーシューが入っています。

バラチャーシューと、低温調理のロースチャーシューです。低温調理のチャーシューってすごく美味しいんですけど、なんか違いが分かりにくい。ザ・低温調理って感じなんですよねー。

バラチャーシュー、これ美味しいです。僕、油が苦手なので、バラチャーシューってアレなんですけど、これは好きです。

他には海苔とメンマと煮卵、紫玉ねぎが良い感じの辛さでアクセントになっています。

色合いも綺麗な小松菜ですが、食べてびっくり。これわさび漬けですかね。とても良く合っています。

江戸川区内の飲食店は小松菜はマストですね。

あと、鶏つくねが入っています。

ハンギングアップ!

熱い文章にも書いてありますが、タピオカ入りのモチモチ中太麺です。麺自体が美味しいですね。ちょっとスープを持ち上げにくいかも知れませんが、麺そのものを楽しむ感じですかね。

スープは鰹節強めの鶏白湯Wスープ。実は来店前の予測で、鶏節を使っているのでは?と思っていましたが、違いました。

とはいえ、今後の展開として鶏節を使ったメニューにも期待したいです。

ご開帳

恒例の煮卵ご開帳のコーナーです。

こちらも熱い文章に書いてある通り、卵自体が美味しいです。良い卵を使っている為か、極端に薄味です。

もはやゆで卵なんですけど、卵そのものが美味しいので成立してしまっています。が、ここで良い卵にあった味付けをするともうワンランク上がりそうな予感。

黒煎り入り

後半戦に入ったので、いよいよ「黒煎り七味」を入れてみます。

…んまーいこれ。香ばしいです。ちゃんと辛いし、香ばしさによってさらにコクが増します。

ぎょふん

魚粉も入れてみます。…これはまあ予想通り。魚感マシマシですね。

完食です。

正直今回は全く期待していなかったんですよ。それがびっくりです。美味しかった。

ただ、ちょっと気になったのが、材料費です。ラーメン自体もそんなに安くはないんですけど、それでも素材の品質がかなり良いと感じたので、採算が合うのかなと心配になりました。

帰り際、オーナーさんが話しかけてくれたので、聞いてみたところ、ラーメンに対する熱い気持ちを話してくれました。

採算よりも、まずは地域を盛り上げたいんだそうです。そして、辺鄙な場所で開業したのも、家賃が安いというのが理由だそうです。

その家賃の分をお客様に還元したいんだとおっしゃっていました。良い素材は、浮いた家賃分なんですね。

開店直後でこのクオリティなので、今後素材の質を落とさずにブラッシュアップしていったらどうなるのか楽しみです。

スープ ☆☆☆☆

麺 ☆☆☆☆

立地 ☆

情熱 ☆☆☆☆☆