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駅前の大衆食堂
館山駅の東口、ロータリーを少し南に行ったところ、ホテルマイグラントのはす向かいに「館山食堂」があります。
よくある「○○食堂」ではない
よくある「○○食堂」のフジオフードシステムがやっている「まいどおおきに食堂」の類いだと思っていたんですけど、違うみたいです。
房総地域特有のデカ盛の「天丼」が知られています。「アド街ック天国」でも「館山元気食堂」として取り上げられたことがあります。駅前ですけど、一応数台分は駐車場もあります。
大人数で南房総に来ると、「漁師料理たてやま」や、「ばんや」なんかで食べることが多いんですけど、今回は一人だったのでコチラにしてみました。
「館山食堂」は、館山市の「地産地消推進店」の1つとして登録されています。
地産地消推進店とは?
館山市は温暖な気候と海山に囲まれており、味わい豊かな新鮮な農水産物に恵まれた地域。そんな館山市では、消費者の皆様に館山産の農水産物に関する情報を届け、日常の生活の中で、館山産の農水産物をより一層の消費をしてていただくことで、1次産業に関わる生産者の皆様を盛り上げ、さらに、地域の伝統的な「食文化」を維持、継承していくことを目的に、地産地消を推進しています。
館山食堂は寿司職人歴32年の大ベテランの親方や、元はフレンチのシェフだったという店長たち腕利きの料理人が、地元の漁師さんから仕入れた新鮮な地魚を、食材の持ち味を生かした料理に仕立ててくれます。
野菜や米も地元のものを使っており、観光客にも地元客にも人気のお店です。
サクッと入店
ちょうど日曜のお昼時、12:30頃入店すると、一人だったのでまだ空き有りです。
おばちゃんが接客担当。人気メニューを聞くとやはり「天丼」ということなので、「特製天丼」¥800をオーダーしました。
店内の壁はメニューで埋め尽くされています。昭和の大衆食堂感が…w
さすがに大衆食堂だけあって、海鮮料理以外にも普通の定食がたくさん有ります。
僕は初めてで知らなかったので近くのコインパーキングに車を停めたのですが、後から入ってきたお客さんが「駐車場空いてる?」と言っていたのを聞いてorz状態になりました…。
実は館山駅の回りのコインパーキングは意外と高いです。と言うか、設定時間が長いのです。僕が停めたところは、30分100円の所です。そうなると、ご飯を食べた場合、何だかんだで30分では収まらないので実質200円かかります。
もっと駅に近いところだと、最初の2時間400円で、以降30分100円とか。いや流石に定食屋に2時間は…。という具合です。
次回は迷わずお店の駐車場に停めます。
反対側のメニューにも目をやると、
何と「海鮮丼」が¥500!
衝撃のコスパです。よくある「丼丸」なんかのフランチャイズでは、コレくらいの海鮮丼はありますけど、大量入荷や巨大な冷凍庫、セントラルキッチンを駆使しての価格でしょう。
新鮮な地魚をこの値段で食べられるなんて素晴らしいですね!三方を海に囲まれた館山ならではと言うことでしょうね。港にあがった魚を直接仕入れることで仲介と物流のコストがほぼ無いことが大きいのでしょう。
ほどなくして「特製天丼」が着丼。
やはりデカ盛だった
一瞬絶句しました。うず高く盛られた天婦羅タワー。そして、僕は揚げ物が苦手だったことを思い出しました…。
でも流石です。天婦羅を一時避難させるお皿も附属されています。あとは、漬物と味噌汁と…みかんw
ひとまず天婦羅を半分くらい避難させます。ようやくご飯が見えました。
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先ずは野菜天から。ニンジン、サツマイモ、レンコン、ナス、カボチャ。美味しいです。魚はエイジングとかで旨みが増しますが、野菜は追熟するもの以外は大抵新鮮なほど美味しいです。
そしてご飯も美味しい。房総地域は温暖な上、高い山も無いので水に関してはちょっと残念ですけど、それでも東京よりは美味しいです。
地方で食事する度に思いますが、水って料理に於いて非常に重要なんだなって思います。東京と大阪は水が最悪です。
さて魚介天は、エビ、ブリ(ハマチ?カンパチ?)、イカですかね。これは言うまでもなく美味しい。
正直、コレ書いている2,3ヶ月前なんでよく覚えて無かったり…wもっと具材の写真撮っておけば良かった…。でもおそらく時期によって具材は変動すると思われます。
食べ進むにつれ、油ものがしんどくなってきました。味噌汁はアラで出汁を取ったであろう魚介系。漬物は普通のやつ。
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なんとか食べきりました。みかんも地元のやつなんですかねぇ?「房州みかん」っていうのがあるんで、それかもしれません。
「房州みかん」は、館山というよりは南房総ですけど、千倉にある「千倉オレンジセンター」なんかでは、みかん狩りができるみたいですよ。
美味しいですけど僕は揚げ物が苦手なので、次回は「刺し盛り定食」¥880にしようと思いました。